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管理スタッフ(法務)

S.N.

総務部 法務担当

2019年入社

経済学部 経済学科卒

#事務系 #新卒 #経済学科専攻

私が気づいた
特殊ガラスの面白さ

30年前、当社の主力事業はブラウン管用の特殊ガラスでした。現在はそれが液晶ディスプレイ用ガラスになり、将来に向けて全固体ナトリウムイオン二次電池などの研究開発も行っています。時代が移り変わっても、そのとき必要なものに形を変えられる無限の可能性が特殊ガラスの大きな魅力だと思います。

日本電気硝子への入社理由

就活当初は銀行などの金融業界もチェックしていましたが、業界研究を通じて「ものづくりをしている企業のほうが社会貢献を実感しやすいのではないか」とメーカーを志望するように。そして今後の人口減少に伴う内需縮小を見込み、「グローバル展開をしている」「サプライチェーンの上流に位置するメーカー」を中心に調べていきました。また生まれ育った滋賀に生活の拠点を置きたいという思いから「関西に本社機能がある企業」も条件に入れ、これらすべてを満たしていたのがNEGでした。
もともと滋賀県長浜市出身の私にとって、NEGは近くに事業場がある馴染み深い会社。ただ何をしている会社なのか詳しくは知らなかったので、「世界トップクラスの特殊ガラスメーカー」だと知った時は「そんなすごい会社が滋賀にあったのか」と驚きました。最終的には、面接で自分らしさを出すことができたことと、自由闊達な雰囲気が決め手になり入社を決意しました。

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現在の仕事内容

私の所属する法務部門には、大きく2つの機能があります。1つは契約書の審査などを行う「取引法務」。もう1つは株主総会や取締役会の運営に関する「商事法務」で、私はこちらを担当しています。現在行っているのは、株主総会や取締役会の事務局運営、株式事務、稟議制度の運用など。株主総会や取締役会は会社にとって重要な意思決定を行う場であるため、過不足なく正確な資料を準備することが求められます。
また過程と結果を記録として残すために議事録を作成することも重要な仕事のひとつ。入社当初は「資料に誤字1つあってもNG」という細かさに大変だと感じたこともありますが、経験を重ねるうちに事業の状況や意思決定のプロセスを間近に見て学べることがどんどん面白くなってきました。特に、経営陣がビジネス方針の意思決定をされるプロセスから気づいたのは、NEGの企業理念や5つの大切にしている価値観をふまえて議論されていること。これらの理念や価値観が言葉だけでなく、経営判断の拠り所になるほどしっかり浸透していることに、改めて「良い会社に入ったな」と実感しています。

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今後の目標

入社前は、法務という専門的な仕事に就くとは想像していませんでした。しかし内定者懇親会で先輩から法務についての話を聞いて興味を持ち、そこから勉強をスタート。入社後は実務だけでなく資格を取得したり、外部セミナーに参加したりして、専門性を高めてきました。株主を含むステークホルダーへの情報開示が年々重要性を増すなか、今後は会計や経済など幅広い知識を身につけ、よりわかりやすく適切な資料づくりに努めていきたいと考えています。
また商事法務の効率化を進めていくのもひとつの目標。これまでもタスクの見える化、株主総会招集通知作成のシステム導入に取り組んできましたが、今後も最新技術を活用することで、付加価値の高い仕事に注力できる環境をつくっていきたいと思います。さらに将来的にはグローバル企業へ入社した利点を生かし、海外駐在にもチャレンジしてみたいですね。

私は入社2年目から株主総会の招集通知・事業報告作成の主担当となり、4年目には取締役会事務局の主担当を経験。若手のうちからこんなに大きな仕事を任せてもらえるとは驚きでした。役員に直接説明し、承認を得ていく場面も多く、それが経営判断の材料になっていると思うと責任とともに大きなやりがいを感じます。

半期に一度、5連休を取得できる制度を利用して海外旅行へ出かけています。写真はGWにクロアチアに行ったときのワンシーン。他にもマレーシアやトルコに旅行し、休日を存分に楽しむことで仕事もメリハリをつけて取り組むことができています。

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