B.H.写真
B.H.
2007年入社 
経済学部 経済学科卒
  • 2007年/入社後、現場実習1年および電気硝子貿易にて貿易実務研修1年
  • 2009年/NEGの情報システム部門に配属
  • 2023年/台湾電気硝子に赴任 Administrative Dept. G. Manager

REPORT.01

現地での仕事と役割

ディスプレイ事業を担う海外子会社のなかでも特に歴史ある台湾電気硝子で、コーポレート部門の責任者として総務人事や会計、購買を統括し、また安全衛生、環境保全、動力設備にも関わっています。継続して会社を成長させるためには、従業員の育成とCSRやコンプライアンスの推進が重要なミッションだと考えています。
現在、台湾電気硝子ではローカル化が進み、他工場の模範となる組織運営や生産技術の改善、新たな分野の製造も期待されています。日本の各部門や他の海外工場との連携も不可欠であり、それらを円滑に進めるための的確なサポートとアドバイスを行うことも私の大切な役割です。

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REPORT.02

海外の仕事ならではの難しさ

ローカライゼーションは製造部内だけにとどまらず、重要な幹部メンバーでも進み、駐在員も3名にまで減少しています。日々の仕事においては、文化や言語の違いに悩まされることは多くあります。欧米やアジアといった地域の違いはもちろん、国ごとに考え方や価値観が異なると感じています。そのため、丁寧に伝えて考えを相手にしっかり理解してもらうことが大切です。
一方で、これまで自分の中で「当たり前」と思っていたこともグローバルな視点で見ると当たり前ではないことも。そんな時は素直に考え方を切り替え、柔軟に異なるアプローチで進めるようにしています。

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REPORT.03

印象的なエピソード

私は情報システムやセキュリティを担う部門でのキャリアが長く、台湾工場での仕事は何もかもが初めての経験でした。出張経験もなかったため、会社の場所や行き方、人、組織、製品、設備、生活など、すべてが新鮮。自分だけでは解決できないことも多くあり、駐在員の同僚や現地メンバーに助けてもらって今があります。
意外だったのは、1年目の現場実習や2年目の貿易実習で得た知識や人間関係が、赴任後に大いに役立ったこと。また情報システム部門で培ったネットワークもいざという時に相談できる支えになり、多くの方々に感謝しています。

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日本にいた頃は、部門単位で業務や課題を捉えることが多かったように思います。しかし海外赴任を通じて、会社全体を俯瞰する幅広い視点の大切さを学びました。担当範囲にとどまらず、組織運営や業界動向、国内外の情勢にも目を向け、企業活動や従業員の生活に影響がないかを常に意識しています。
結果的に、担当外の業務にも積極的に関わるようになりました。今後はこれらの経験と学びを帰任後の業務にも活かし、NEGグループの発展と自身の成長につなげていきたいと考えています。

買い物や子どもの習い事に付き添うほか、「せっかく台湾にいるのだから現地の文化に触れてみたい」と様々な行事を楽しんでいます。開催時期が限られている特別な伝統行事やスポーツイベントにも参加することができるので、とても良い気分転換・経験になっています。

プライベートイメージ