U.Y.写真
U.Y.
2016年入社 
工学研究科マテリアル理工学専攻
  • 2016年/入社後、新入社員現場実習
  • 2017年/ガラス繊維事業部開発部に配属となり、集束剤の開発を担当
  • 2019年/Nippon Electric Glass(マレーシア)に出向 ガラス繊維の加工、品質管理、品質保証を担当

REPORT.01

現地での仕事と役割

NEGグループで最大の生産能力を持つマレーシア工場で、ガラス繊維の加工・品質管理・品質保証を担当。加工工程での歩留まり向上やコストダウン、製品の品質改善などに取り組む毎日です。マレーシア工場は規模が大きく、仕事を進めるうえでは周囲の協力が欠かせないため、普段からローカルスタッフと密なコミュニケーションを取ることが求められます。
また、NEGマレーシアはローカル化を進めている工場なので、日本側とのコミュニケーションが円滑に進むようサポートし、ローカルスタッフに適宜アドバイスを行うことも駐在員の大切なミッションの一つです。

マレーシアイメージ1

REPORT.02

海外の仕事ならではの難しさ

周囲のほとんどがローカルスタッフなので、文化や言語などの違いでしばしば悩まされます。
文化の面では、マレーシア人は日本人と比べて仕事よりも宗教や家族の時間に重きを置く人が多いようで、仕事中の休憩時間や有給休暇をしっかり取ることが当たり前となっています。このため、何かをお願いしたい時は、前もって計画して各部署の担当者に説明し、事前準備をしておくことが必要となります。
言語に関しては、ローカルスタッフだけではなく現地の客先やサプライヤー等と話す機会も多く、仕事を進めるうえで語学力の重要性をひしひし痛感する毎日です。

マレーシアイメージ2

REPORT.03

印象的なエピソード

2020年のロックダウンや2021年の洪水被害など、日本ではなかなか起こらないような大きいトラブルを経験したことが印象的です。
洪水が発生した時は、NEGマレーシア工場構内・外部倉庫に保管してある数千トンの製品在庫が浸水懸念品となってしまいました。日本からのアドバイスを受けながら、全ての製品の処置を決定していくことになり、大変な思いをしながらも乗り越えたことが強く記憶に残っています。
他にもマレーシアならではの細々したトラブルは数え切れません。その度に苦労はしますが、こうした異文化での経験を積んで視野を広げられるのも駐在員ならではと感じます。

マレーシアイメージ3

こちらでは毎日様々な出来事が至る所で起き、刺激にあふれています。日本人スタッフが少ないので、日本で働いていた時と比べて自分の業務の担当範囲は当然広くなり、本来なら担当範囲外のことでも積極的に関わっていかなければならない場面が出てきます。このため、日本ではできないことがたくさん経験できます。海外駐在というレアな機会を活かしできるだけ多くのことを経験して、帰任後はそれを、しっかり仕事に活かしていきたいと考えています。

マレーシアはゴルフ天国としても有名です。私も最近は、週末に駐在員の方とゴルフに行くことが増えました。クアラルンプール市内にはいくつもコースがあり、日本よりも安くコースを回れます。とはいえ上達ぶりは人それぞれで、私はいまだコースを走り回っています。

プライベートイメージ