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環境

H.Y.

環境部

2020年中途入社

生体分子工学専攻修了

#技術系 #キャリア #化学・材料・物理系学科専攻

私が気づいた
特殊ガラスの面白さ

学生時代は有機合成を研究していたので、分野が違うとこうも違うのかと日々面白さを感じています。有機化学では一つひとつの原子の構造をコントロールするのに対し、ガラスの分野では未確認な部分を多々抱えたまま多様な製品を高精度につくり分けていける。まさに驚異です。

日本電気硝子への入社理由

入社前は約5年間、自治体の化学職として環境関連の業務を担当していました。在学中に学んだ有機化学の知識を活かし地域貢献をと考えていたのですが、発生した問題に対処する日々に疑問を感じるようになり、ものづくり企業に転職して社会に貢献する道を模索し始めました。
NEGは子供の頃に聞いたラジオCMの記憶があり興味を持って調べてみると、酸素燃焼炉を業界に先駆けて導入するなど環境への配慮に非常に前向きで、前職の経験からそれらの取り組みのレベルの高さが理解できました。つくっている特殊ガラスが様々な身の回りの製品に使われ、広く人々の生活を支えている点も、社会に貢献をしたいという私の思いにぴったりでした。また他のどの企業より面接で私の経験や成し遂げたいことについて真摯に話を聞いてもらえたことも、大きな決め手になりました。

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現在の仕事内容

部内では唯一の若手、かつキャリア採用ということもあり、部内の先輩たちに製品や社内のことなどを教わりながら業務に取り組んでいます。これまでの経験を背景とする私なりの意見を期待してもらっていて、遠慮なく思いを述べられるのがありがたいですね。
今担当しているのは、環境やサステナビリティに関連する情報開示への対応です。近年、企業を取り巻く環境が目まぐるしく変化し、財務情報だけでは企業の将来が見えづらくなっていることなどから、経営戦略や環境関連など非財務情報の開示が強く求められるようになっています。そんな中、特に環境に関連する情報について、社会から求められていることや社内の状況を社内にわかりやすく伝え、開示に必要な情報に纏めて発信するといった動きを展開しています。
現在や将来の環境に関連するリスクやビジネスチャンスの確認、今後会社として取り組まなければならない施策の検討といったことも行っています。

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今後の目標

NEGの企業活動がもたらす環境への負の影響をより小さくしていくとともに、環境に貢献する活動を広く正しく知ってもらうことで、将来にわたって特殊ガラス事業が続けられるようにしていきたいと思います。
NEGがつくる特殊ガラスは身の回りの様々な製品に使用されていて、特殊ガラスなしでは今の私たちの生活は成り立たなくなっています。特殊ガラスが他の素材に比べて「価値」が高いことの証だと思います。一方で特殊ガラスは現状では驚くほどのエネルギーを使用して製造されており、環境への負荷は多大です。
これからの社会では、ものの「価値」において、これまでの品質や機能の面に加え「環境」という観点が含まれるようになってくるのではないかと考えています。そのような社会に向けて、より環境に寄り添った企業活動ができるように、力を尽くしていきたいと思います。

どの人も皆親切で面倒見のいい人ばかり。質問してもすごく親身に答えてくれます。ものづくりで社会に貢献するという目標が明確で、全員一丸となって取り組む姿勢がしみついているからだと思います。ミスをしても個人を責めず、同じことが起きないように対策するところもいいですね。組織に愛着が持てるから、努力して役割を果たすことが喜びになります。

一人息子が1歳1か月になり、元気過ぎて振り回されています。休日も遠出は難しく、コロナ禍も手伝って近所の公園などに出る程度です。私自身は野球や中高の陸上部で体を動かしてきたので、息子がスポーツに興味を持つようになったらぜひ一緒に楽しむつもりです。

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