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K.Y.
プロセス技術本部
製造技術部第二グループ
2020年農学研究科応用生命科学
専攻修了
T.M.
研究開発本部
研究部第三グループ
2020年生産システム工学系
専攻修了
H.T.
電子部品事業本部
営業部第三グループ
2020年商学部商学科卒
A.A.
電子部品事業部
第一開発部第三開発グループ
2020年工学研究科電気・
電子工学専攻修了

日本電気硝子への入社を決めるまで

僕は次世代パワーデバイスを研究していたので電子部品関係の企業を志望。NEGが電子部品用のガラスをつくっているとは知らず、学内での合同企業説明会で初めて候補として認識しました。

私はセラミック関係の研究をしていて電気には関心がなく、NEGは社名から電気系と思い込んで最初はスルーしていましたね(笑)。

僕は遺伝子組み換えの研究をしていたので周りは食品関係に進む人が多かったんですが、僕自身は、食品は食べる以外にはどうも興味がわかなくて(笑)。NEGは知りませんでしたが、幅広く就職活動した結果、出会うことができました。

当社はBtoB企業だから一般には知る人が少ないと思いますが、理系でもそんな感じだったんですね。文系の僕は営業志望。ものづくりにも興味がありメーカーを考えていました。漠然と社会貢献もしたいという思いもあって調べるうちに、素材メーカーならより広い分野に貢献できるかなと考え、目が向いたというところです。

NEGは特に見えないところですごくいろんな分野のものづくりを支えていますよね。私も当時調べてみて驚きました。特殊ガラスは研究対象としても面白そうだし、海外で活躍するチャンスもあることにも惹かれました。

僕も同じでガラスへの興味と海外への期待が大きかったですね。あと、面接時に研究内容を聞かれた時の質問が他社に比べて鋭く的確だったことも決め手になりました。

僕は、教授の方針で就職活動も研究でかなり忙しかったんですが、NEGはそんな事情も正直に伝えられる雰囲気で、配慮も行き届いていました。

接してくれる人がみんな優しく丁寧でしたよね。

そう。だからすごく自然体でいられて、自分に合った会社だと感じることができました。

実際に仕事をして気づいたこと・
実感したこと

僕は今、新製品の製造工程立ち上げと改善を担当しています。特殊ガラスの最先端は「つくりにくいものをいかにつくるか」という戦いなので、立ち上げ当初は簡単には安定してくれず本当に大変だということを思い知る毎日です。

NEGはそういう次を切り拓いていく仕事にどんどん若手を抜擢してくれますよね。私は電子部品用ガラスの組成開発担当ですが、配属後すぐに担当製品が決まり、主担当として進め方まで全て任せてもらえることに驚きました。

僕は、学生時代の専攻とは全く関係のないガラスを溶かす窯の設計をしているんです。交替勤務実習の時に、膨大な品種のガラスをつくり出すために様々なデザインの窯がありどれも細部までコンセプトが詰め込まれていることに僕なりのロマンを感じたからです。全くの門外漢なのに希望通り配属になり、設計から材料の選定・購入、工事の監督まで、どんどんチャレンジさせてもらっています。周囲に一つひとつ教えてもらいながらですが、担当として任されるので吸収は速いですね。

私も2年目に自分が開発した組成を実炉で試作するという大仕事を経験しましたが、周囲に聞き、必死で考えてやったことは忘れません。失敗は勉強になるし、成功の喜びは格別です。

営業もすぐにお客様を担当し、納期調整やトラブル対応はもちろん、新規開発におけるお客様と開発部門の橋渡し役などを任されるので責任重大です。担当する光通信に関わる製品は売上の8割が海外なので、実際に海外の方とのやりとりが多いのにも驚きました。このところコロナ禍で減っていますが、展示会や打ち合わせでアメリカにマレーシアにと出る機会も多く、必要であることがモチベーションになって英語やコミュニケーション力の習得には力が入ります。

僕も海外での工事の監督も経験しました。周囲を見ていても、期待通りのグローバル感です。

社内や部署の雰囲気について

NEGって、みんな何かわからないことがあると、グループや部署、年次とかに関係なく直接詳しい人に教えてもらいに行きますよね。誰に聞けばいいかわからない時は上司に相談すると最適な人を教えてくれます。

それに、1年目からしっかり自分の考えを聞いてもらうことができますよね。間違ったことを言ってもいったん受け止めた上でわかりやすく正してくれるから、萎縮せずに伸びていけます。会社という組織に入ると言いたいことも言いにくくなるものとイメージしていましたが、NEGにおいては全くの杞憂でした。

僕の周辺では「1」質問すれば「10」は返ってくる感じです。先ほど若手にも責任ある仕事を与えてくれるという話が出ましたが、その後も定期的に「最近どう?」とフランクに進捗を確認して、手厚くサポートしてくれます。人に対しては温かく、仕事には熱い。そんな雰囲気が大好きです。

僕は就職活動中から他社と違って取り繕わず本音でものが言える雰囲気を感じていたのですが、入社後、研修で様々な部署を回ってみて、それが全社に共通した社風だと実感しました。また、技術面で難題にぶつかった時に現象を原理原則に落とし込んで再構築していくことを大切にする姿勢も、全社で共通しているように思います。

確かに。原理原則に適っていれば、従来のやり方とはガラッと違う新しいことにもどんどんチャレンジさせてくれますね。

粉が高温で溶かされ、実に様々な形あるものとなっていく一連のプロセスは本当におもしろく、ものづくりに興味がある人なら必ず釘付けになると思います。多様な知識や技術が必要とされているので、必ず興味を持って取り組める自分に合ったテーマが見つかります。

特殊ガラスはみなさんの知らないところでたくさん使われています。知るだけでもおもしろいのでぜひ一度調べてみてください。そして、残された学生生活の中でできるだけ多くのことを経験したうえで、じっくり自分に合った会社を選んでください。それが日本電気硝子であったらうれしいです!

素材メーカーとして顧客が扱う製品の市場動向をしっかり読んで的確に対応していかなければならないNEGにおいては、何よりも主体的に行動できる人材が求められています。若くして自ら仕事の舵を取りたい人には、絶対におすすめの会社です。

NEGはガラスを扱う会社ですが、学生時代の専攻はガラスと無関係という人が大半です。みな若いうちから責任ある仕事を任され、どんどん力をつけています。ぜひ専門分野にこだわらず、NEGを含めた多様な企業と接点を持って、自分にとってベストな会社を見つけてください。