特殊ガラスがつくりうる未来は
どんなものだと思いますか?

と、社員に聞いてみました。
あなたも『特殊ガラスの未来』、想像してみてください。

FUTURE 01

高温・高圧環境や、放射線を発生させる実験は、安全のため反応を直接見ることは難しい。
頑強で、有害物質や有害光を通さず安全な可視光のみを通す透明なガラスがあれば、反応を装置の外から直接観察できるようになる。

FUTURE 02

スマホで地図を見ながらの移動は危ないし、面倒。
地面がガラス張りになっていて、自動で目的地までの矢印が出現し、それに沿って歩けば地図を見ずに目的地までたどり着けるようになる。

FUTURE 03

#ガラスの蓄熱/蓄光装置

太陽光や太陽熱を吸収してエネルギーを溜め込み、自由なタイミングで利用できるようにする装置。エネルギー不足の解決につながる。

 

FUTURE 04

# 建築物にあるガラスの設備

光を通す機能を加える(例えば一部をデジタル表示案内板にする・アンテナ化する等)ことはガラスの得意分野。
見えない階段、見えない電柱、見えない支柱など、割れずに反射しない建築要素で都市の景観にイノベーションを起こす。

FUTURE 05

# 話したことが映るガラスの黒板

黒板が特殊ガラスになっていて、先生が話したことがリアルタイムに表示されていく。
先生の負担軽減になる。

 

FUTURE 06

# 情報通信ができるガラスの衣類

曲げられるガラス、デバイスの封着ガラス、光ファイバーなど、既存の技術の組み合わせで可能だと思う。

FUTURE 07

# リサイクル率100%のガラスの製品

天然資源は有限であるため、いつまでも自然に採取できるとは限らない。
リサイクル100%の製品があれば、半永久的に使用できる。

FUTURE 08

# 脅威からモノやヒトを守る
ガラスの保護製品

耐熱が特長のネオセラムと計量が特長のラミネオン。それぞれ美術館や博物館、文化財保護への活用でモノを守り、カーレースでの活用でヒトを守ることができる。
特殊ガラスの機能は、お金に換えられないかけがえのないものを守る可能性を秘めているのだ。

FUTURE 09

# 筒に入れて持ち運べる
ガラスのロールディスプレイ

ディスプレイの薄型化は止まることなく進んでおり、フレキシブルディスプレイも開発が進められている。特に有機ELディスプレイでは半導体の小型化に伴い、丸めて持ち運べるディスプレイが一般的になる未来も遠くないのではないか。

FUTURE 10

# コンタクトレンズ型
ガラスのAR/MRデバイス

レンズ側はモニター・アイトラッキングなどのセンサーと受信機のみで、演算は身につけた他のデバイスが行う。着用している感が無く、当たり前の様に使いこなす時代が来るのではないか。