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世界での活躍を知る

海外駐在社員レポート / 03

From Malaysia

Nippon Electric Glass(Malaysia)
Sdn.Bhd.

2007年入社
工学部電気工学科

  • 2007年/入社後、工務部に配属。精密ガラス製品の加工・検査装置の開発・設計
  • 2016年/NEGMへ異動。生産設備のメンテナンスやプロジェクトの技術支援、日本とのコミュニケーションを支援するTechnical AdvisorとしてE&E Departmentに所属
  • 2017年/新設されたElectrical Groupに電気に関連した広範囲の技術支援をするAsst.Leaderとして所属
  • 2018年/Engineering Deptに組織改編。機械も含めたさらに広範囲での技術支援をするAsst.Managerとして所属

現地の仕事内容とやりがい

「ガラス繊維」と「コンシューマガラス」2つの生産ラインがあるマレーシア工場。前者は世界一の製造規模で、後者も世界各国へ供給を行う生産能力を誇っています。私の業務は同工場内の生産設備ほとんどの保全と、増産などの設備導入時の工事の管理・遂行です。専門とする「電気」「制御」の分野は、30Wの小さなモーターであろうと380kWの巨大モーターであろうと“基本”は一緒なのですが、学んできた環境によって違いが生まれるのだと現地で痛感。そうした問題を一つひとつ解決していきながら、現地スタッフに基本的な理解を広め、頼られることに醍醐味を感じています。反対に苦手分野については、こちらが頼ることでと新たな知識やノウハウも得られます。こういう部分にも面白みを感じています。

現地での仕事の難しさや
それに対して心がけていることなど

もっとも難しいと感じるのが、本質的な文化の違いです。日本人は「段取り八分」というように準備段階や合意形成を重要視します。けれど現地には「瞬発力」で事態を解決しようとする考え方が根底にあり、段取りの大切さをいくら唱えてもなかなか腰が上がりません。でも文化ですから、変えていくのは難しいですね。もう1つの問題が「言語」ですが、これは技量によって得られるメリットは計り知れません。英語が堪能なら、現地スタッフとはもちろん欧州などの装置メーカーとも同時にコミュニケーションがとれ、非常に有意義です。マレーシアは欧州や中国と結びつきが強く、簡単に「世界標準」技術へのアクセスが可能。日系以外の優れた技術も取り入れられるので、言語を自由に操れることが大切だと考えています。

成長エピソード

「責任範囲が広がった」ことだと思います。少し大げさな言い方をすると、マレーシア工場の全生産設備の電気に関して何かあった場合、最後には必ず私が何とかしなければいけないという使命感があります。そのため、夜間呼び出しのトラブル対応など心身ともに苦労が多いのも確かですが、日本での担当範囲から見れば責任の範囲は恐らく数百倍に拡大。もちろん、すべてを知り尽くすことは難しいのですが、広く浅く理解し、ところどころ自身の中で深く追求することで、全体をカバーできるように変わってきたと実感しています。さらにマレーシアでは、部を取りまとめるメンバーの一人という役割も与えられていますので、自分の考えが何倍にも増幅され、結果として現れるという醍醐味も噛みしめています。

今後挑戦したいこと

もし、マレーシアに長く駐在し続けるならば、現在はメンテナンスだけを担当しているエンジニアリング部門に「設計」「開発」ができる人を育てたいと思っています。例えば、生産設備を日本で設計すると日本製品ばかりで完成しますが、マレーシアでの設計が可能になれば、アメリカ・ヨーロッパ・中国製といろんなベンダーの部品を組み合わせ、低コストで生産設備をつくることができるでしょう。また、設計することにより本質を理解した人材が多くなり、メンテナンスについてもさらに論理的で長期的な視点での作業に取り組めるはず。つまり「設計」と「保全」の両方に相乗効果が期待できると考えています。今のところそうした計画はありませんが、夢として、現地スタッフのマネージャーと語り合っています。

現地でのオフの過ごし方

家族と一緒に赴任しているので、家族サービスも兼ね、年に数回はマレーシア国内や周辺の国々へ旅行に出かけています。写真は、そうした家族旅行のワンシーン。クアラルンプールから車で2時間ほどのKuala Gandahにある野生象の保護区「Elephant Sanctuary」を訪れたときのものです。周辺の国々については、たとえ隣国であっても文化も雰囲気も全く違っていて、とても興味深いですね。ベトナム式での道路横断の仕方は、恐らくここマレーシアでやってしまうと車にひかれてしまうと思います(笑)。

ONE DAY SCHEDULE
一日のスケジュール

  • 8:00出社

    1時間早くスタートしている日本からのメール確認および現地スタッフとのミーティング

  • 10:00指導

    現場で汗びっしょりになりながら設備の調整作業を指導。「こうやって調整すればOK!」

  • 12:00昼食

  • 12:45事務作業

    ムスリムのお祈り中に自分だけの仕事に集中。「今のうちに改善のためのソフトを作成を」

  • 14:30現場対応

    設備トラブルに対し原因特定方法の指示。「ええぃ、もうワシがやる!」とつい自分で修理

  • 18:00日本への報告

    トラブル報告と対策の相談連絡「すいません、どうやったら再発防止できますかね?」

  • 19:00退社

    あ~今日も疲れた。帰りのバスでひと眠り。「夜中にトラブルの電話がきませんように」