FEATURES OF SPECIAL GLASS
特殊ガラス
ってすごい！
ガラスは身近な存在だけど、特殊ガラスはほとんど知られていない。
『形を変形させること？』『ちょっと耐久性を強くしたり。』
なんて勘違いされることもしばしば。
特殊ガラスの世界はもっと奥深い。
実は社会のいろいろな場面で活躍しているのです。
特殊ガラスの“すごさ”をぜひ知ってください。
まずはガラスの特長を知ろう！
この世に存在するほとんどの
元素を取りこむことができる。
溶融・成形・加工といった
プロセスに応じて、
性質が多様に変化する。
たとえばこんな性質・機能を
持たせることができます
身の回りにあるガラスの役割を知ろう！
テレビの薄型パネルディスプレイや、スマホのカバーガラスとして活躍。くるくると巻き取れるほどの超薄板ガラスは、未来のディスプレイにも期待されています。
自動車の部品の一部に極細のガラス繊維を用いることで、軽くて強い構造を実現。環境規制が強まる社会において、低燃費化・環境性能の向上に貢献しています。
透光性や気密性、電気絶縁性などのガラスの持つ優れた特性によって、高度情報化社会を支える光・電子デバイスの部品としてさまざまな機器の重要な役割を担っています。
耐薬品性・物理的強度を満たす医療容器や、医療従事者を 放射線被ばくから防護する放射線遮へい用ガラスによって、医療の高度化と安全性向上を実現しています。
電気的特性や化学的な安定性、柔軟な膨張係数をもつ特殊ガラスは、半導体製造における搬送装置や半導体チップを搭載するコア基板などに幅広く採用されています。半導体の需要が増加する中、ガラスへの注目が高まっています。
強風・塩害・紫外線にも耐える強靭で軽いガラスによって、再生可能エネルギーの利用推進に貢献しています。
急激な温度変化に強く火災時の放水でも割れない防火設備やコンクリートの補強材として使われるガラスファイバは、複雑な意匠を可能にし、建築の可能性を拡げています。
熱衝撃に強く高機能であるガラスによって、IHやガス調理器のトッププレートや、ストーブや暖炉の窓など、あらゆる場所で日々の身近な暮らしを支えています。
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